神奈川の東京出入国在留管理局横浜支局で永住許可申請をするメリットとは?
行政書士が詳しく解説

はじめに

「神奈川県での永住権申請は、東京での申請に比べて有利ですか?」「横浜での永住権申請は、東京での申請よりも審査期間が短いですか?」「永住権を申請するにあたり、神奈川県に引っ越してから申請した方が良いですか?」
このようなご質問をいただくことがあります。
結論から申し上げると、神奈川県に住んでいる方は、横浜支局または川崎出張所で申請できることが大きなメリットです。
もちろん、永住許可の審査基準は全国共通であり、神奈川県だから許可されやすいということはありません。しかし、審査期間やアクセス、窓口の利便性、などを考えると、神奈川県には多くのメリットがあります。
さらに、横浜支局には品川の東京入管のように行政書士のような取次者専用の窓靴はありませんが、担当行政書士の経験では、状況にもよりますが比較的短時間で申請を受け付けてくれることが多いです。
この記事では、神奈川県で永住許可申請を行うメリットを詳しく解説します。

1. 東京入管より審査期間が短い傾向がある

神奈川県最大のメリットは、審査期間が比較的短い傾向にあることです。
法務省が公表している永住許可申請の標準処理期間は「4~6か月」ですが、実際には全国的に大幅に長期化しています。
実際、入管職員に尋ねると、
東京入管(品川):約1年5か月~2年
東京入管(横浜支局):約1年~1年5か月
というケースが多く見られます(2026年6月現在)。
もちろん個々の案件によって異なりますが、横浜支局の方が数か月早く結果が出るケースが少なくありません。
永住許可が取得できると、日本人と同じ条件で住宅ローンを組むことが可能になります。このように人生設計に大きく影響します。数か月でも早く結果が分かることは、大きなメリットと言えるでしょう。

2. 東京入管より担当エリアが限定されている

品川の出入国在留管理局は、
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県、山梨県、新潟県、長野県
など非常に広い地域を担当しています。
一方、横浜支局は神奈川県内だけを担当しているため、東京本局ほど案件が集中しにくいという特徴があります。
その結果として、
・窓口の混雑
・審査待ち件数
が比較的少なくなり、審査期間にも良い影響を与えていると考えられます。

3. 川崎市北部なら新百合ヶ丘の”川崎出張所”でも申請できる

神奈川県には横浜支局と川崎出張所があります。
川崎市麻生区、多摩区、宮前区、高津区や横浜市緑区、都筑区、青葉区や県北部にお住まいの方は、小田急線新百合ヶ丘駅近くの川崎出張所で各種在留申請を行えるため、横浜支局まで行く必要がありません。

以下は、横浜支局、川崎出張所の情報となります。

横浜支局

窓口:東京出入国在留管理局横浜支局
所在地:神奈川県横浜市金沢区鳥浜町10-7
電話:0570-045259(就労・永住審査部門 所属部署番号 20)
最寄駅:JR根岸線・横浜シーサイドライン「新杉田駅」 1番乗り場 「鳥浜町 入国管理局前」行き終点「入国管理局前」下車(新杉田駅から10~15分)電話:0570-045259(就労・永住審査部門 所属部署番号 20)
受付時間:平日9:00~16:00(IP電話からは045-769-1729)

川崎出張所

窓口:東京出入国在留管理局横浜支局川崎出張所
所在地:神奈川県川崎市麻生区上麻生1-3-14(川崎西合同庁舎1階)
電話:044-965-0012
最寄駅:小田急線「新百合ヶ丘駅」徒歩約5分
受付時間:平日9:00~16:00

4. “横浜港分室”で相談できるメリット

横浜支局には「横浜港分室」があります。ここでは永住権申請の受け付けや審査業務は行っていませんが、在留資格に関する相談を受け付けています。
当事務所のお客様の中にも、永住権申請を行う前に、制度や要件について確認するために横浜港分室を利用された方がいらっしゃいます。
永住権申請を検討している方にとって、申請前に制度や要件について相談できる窓口があることは、安心して準備を進めるための大きなメリットといえるでしょう。
所在地:神奈川県横浜市中区新港1-6-1 よこはま新港合同庁舎
電話番号:045-680-1620
最寄り駅
みなとみらい線「馬車道駅」徒歩約5分
JR根岸線・横浜市営地下鉄「桜木町駅」徒歩約16分
JR根岸線・横浜市営地下鉄「関内駅」徒歩約16分

5. アクセスが良く、移動時間を大幅に短縮できる

神奈川県には
横浜市、川崎市、相模原市、藤沢市、茅ヶ崎市、厚木市、海老名市、大和市など外国人の居住者が多い都市があります。
横浜支局や川崎出張所を利用できるため、品川まで1~2時間かかる、何度も乗り換える といった負担が少なくなります。

6. 行政書士との連携もしやすい

神奈川県には、横浜市や川崎市を中心に、入管業務を専門とする行政書士が多数います。
地域事情を理解している専門家へ相談することで、永住権申請に必要な要件や必要書類などを事前にチェックでき、不備による追加資料や審査遅延のリスクを減らすことができます。

まとめ

神奈川県で永住権申請を行う場合、東京出入国在留管理局横浜支局または川崎出張所を利用できる点が大きなメリットです。東京入管(品川)と比較して審査期間が比較的短い傾向にあり、担当エリアが限定されていること、アクセスの良さ、横浜港分室で事前相談ができることなど、申請者にとって利便性の高い環境が整っています。
もっとも、永住権申請は審査期間が短いだけで許可されるものではありません。年収や納税状況、在留状況などを総合的に審査されるため、申請前に要件を正しく確認し、不備のない書類を準備することが重要です。
当事務所では、神奈川県(横浜市・川崎市・相模原市・藤沢市・厚木市・海老名市・大和市など)にお住まいの方を対象に、永住権申請を専門にサポートしております。神奈川県で永住権申請をご検討中の方は、お気軽にご相談ください。