【2026年最新版】高度専門職の特別加算(ボーナスポイント)一覧|
N1・日本の大学卒業・ランキング大学の加点を解説

はじめに

高度専門職ポイント制度では、学歴・職歴・年収・年齢などの基本項目に加え、「特別加算(ボーナスポイント)」によって大きく得点を伸ばせる場合があります。
この記事では、特別加算について、基本ポイントとの違いや対象項目の全体像を専門的に解説します。

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1. 特別加算(ボーナスポイント)とは

特別加算とは、日本政府が高度外国人材として特に評価する能力や経歴を持つ人材に対して付与する追加ポイントです。
基本ポイントが学歴・職歴・年収・年齢によって決まるのに対し、特別加算はそれとは別枠で以下の観点から加点されます。

  • 日本語能力
  • 出身大学
  • 外国の資格・受賞歴
  • 勤務先企業
  • 先端プロジェクトへの従事など

そのため、同じ年収・学歴であっても、特別加算の有無によって最終的なポイント数が大きく変わることがあります。これは、基準点にあと数点届かない方にとっては、特に重要な項目です。


2. 特別加算の項目一覧

① 日本語能力による加算(最大15点)

特別加算の中でも、最も多くの方が活用できる項目です。
日本語能力試験N1またはBJTビジネス日本語能力テスト480点以上 → 15点
日本企業でのマネジメント業務、顧客対応、通訳・翻訳などに携わっている方が対象となるケースが多いです。

日本語能力試験N2またはBJTビジネス日本語能力テスト400点以上 → 10点
技術・人文知識・国際業務ビザで勤務中の方の中には、N2取得によって加点対象となる方が多く見られます。

よくある質問:N1とN2の両方を持っていたら25点になりますか?
なりません。より高いレベルの資格のみが評価されます。N1保有者は15点のみが加算されます。

よくある質問:過去に取得した資格でも有効ですか?
有効です。日本語能力試験には有効期限がないため、何年前に取得したものでも加点対象となります。


② 日本の大学卒業・大学院修了 → 10点

日本の大学または大学院を修了している場合に加算されます。この加点は学歴ポイントとは別枠で認められます。
例えば、日本の大学で学士号を取得している場合、学士号による学歴ポイントと、日本の大学卒業による特別加算の両方を受けることができます。

よくある質問:日本の専門学校卒業でも加点されますか?
この加点の対象は大学・大学院の卒業・修了に限られます。専門学校のみの卒業では加点対象となりません。


③ 世界大学ランキング対象大学の卒業 → 10点

世界的に評価の高い大学を卒業している場合に加算されます。

対象となる大学の条件
以下の3つの世界大学ランキングのうち、2つ以上で300位以内にランクインしている大学が対象です。

  • QS World University Rankings
  • Times Higher Education World University Rankings
  • Academic Ranking of World Universities(上海ランキング)

対象大学は毎年見直されるため、必ず最新の出入国在留管理庁の公表資料で確認することをお勧めします。


④ スーパーグローバル大学創成支援事業採択校の卒業 → 10点

文部科学省の「スーパーグローバル大学創成支援事業」に採択された大学を卒業している場合は、加点対象となります。この中には日本国内の有名大学が多数含まれており、海外大学出身で③の対象外の方も、これにより対象となる場合があります。


⑤ イノベーティブ・アジア事業パートナー校の卒業 → 10点

外務省が推進する「イノベーティブ・アジア事業」のパートナー校を卒業している場合も加点対象となります。
特に以下の国の大学卒業者は対象となる可能性があります。

  • インド
  • スリランカ
  • パキスタン
  • ベトナム
  • マレーシア
  • インドネシア
  • タイ
  • ミャンマー
  • ラオス
  • フィリピン

⑥ 外国の資格・受賞歴 → 5点

国際的に評価の高い資格や表彰歴を持っている場合に加算されます。

主な例:

  • 米国公認会計士(USCPA)
  • 外国弁護士資格
  • 英国または米国のアクチュアリー資格
  • グッドデザイン賞 大賞・金賞
  • アジアデザイン賞 大賞
  • 国際的なデザイン賞やファッション賞

⑦ イノベーション促進支援措置の対象企業への勤務 → 10点

勤務先が国のイノベーション促進支援措置の対象企業として認定されている場合に加算されます。この認定は個人ではなく企業に対して行われるため、対象であるか否かは勤務先の人事・総務部門にご確認ください。


⑧ 先端プロジェクトへの従事 → 10点

将来的な成長が期待される研究・開発プロジェクトに従事している場合に加算されます。対象となる事業は、内閣府・総務省・文部科学省・経済産業省・厚生労働省などが指定しています。研究者や高度技術者の方は確認する価値があります。


3. 特別加算の組み合わせ例

ケース 加点内容 合計加算点
N1保有 + 日本の大学卒業 15点 + 10点 25点
N2保有 + 世界大学ランキング対象校卒業 10点 + 10点 20点
N1保有 + 米国公認会計士保有 15点 + 5点 20点

まとめ

高度専門職ポイント制度の特別加算(ボーナスポイント)は、日本語能力、出身大学、資格、勤務先企業などに基づいて付与される追加ポイントです。
特に以下の3項目は、多くの方が活用できる代表的な加点です。

  • 日本語能力試験N1またはN2(最大15点)
  • 日本の大学・大学院の卒業・修了(10点)
  • 世界大学ランキング対象大学の卒業(10点)

ポイントを計算する際は、基本項目だけでなく特別加算の対象となる経歴・資格も必ず確認しましょう。