申請不許可からの取得

申請不許可からの永住権取得

申請不許可からの永住権取得:諦めないことが成功への鍵 Dさんの再挑戦

相談内容

Dさん(40歳、中国国籍)は、定住者の在留資格で9年間日本に滞在し、介護職員として働いていました。1年前に初めて永住権申請を行いましたが、不許可となってしまいました。しかし、「どうしても日本に永住したい」という強い思いから、再挑戦を決意し、当事務所に再申請に向けた相談に訪れました。

Dさんは、日本での生活にすっかりなじんでおり、職場でも信頼される存在となっていました。家族も日本で教育を受け、すでに日本社会に深く根ざしていました。そのため、永住権取得の不許可は大きなショックでしたが、あきらめきれずにいました。

課題

初回相談を通じて、前回の申請における以下の問題点が明らかになりました:

  • 1. 年収不足:
    Dさんは6年前に現在勤務している会社に入社しました。入社1年目の年収は280万円で、その後は毎年年収300万円を超えています。昨年度の申請では、年収が5年間継続して300万円を超えていなかったため、申請が受理されませんでした。
  • 2. 年金の未納:
    – Dさんは現在、年金保険料を支払っていますが、1年半前まで支払っていませんでした。
対応内容

これらの課題に対して、以下の対応策を講じました:

  • 1. 本年度は年収400万円の予定:

    • – 本年度は確実に年収300万円を超えられるよう、Dさんをサポートしました。  
  • 2. 年金の確実な納付:

    • – 今後確実に毎月年金保険料を納付をするために、自動引き落とし設定の手続きを援助しました。
結果

7か月後、Dさんは過去5年間継続して年収300万円以上を達成することができ、また、本年度は毎月年金保険料を納付することで、2年間継続して年金保険料を納付することができました。このように前回の不許可原因を克服し、再度申請を行いました。申請から9か月後、Dさんに待望の永住許可が下りました。

Dさんからは次のような感動の声をいただきました:「藤澤さん、本当にありがとうございます。一度はあきらめかけましたが、あきらめずに頑張って本当に良かったです。これからは日本社会にもっと貢献していきたいです。この経験を活かして、同じような立場の人たちの希望になれたらと思います。」

本事例は、永住権申請が一度不許可になっても、適切な対策により再挑戦が実を結ぶ可能性を示しています。行政書士藤澤事務所は、お客様の状況を徹底的に分析し、的確な改善策を提案することで、困難な状況を乗り越えるお手伝いをします。永住権取得の夢をあきらめているあなた、私たちと一緒に再挑戦してみませんか?